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パインなにわ会記

上野 三郎

4月22日(火曜)パインの新館「遊雅亭」で第18回パインなにわ会が開催された。何時もは客賓として出席の応 蘭芳さんが受付を引受けており、クラスの加齢で引受ける人が無いのかなーと一抹の淋しさを感じた。今回の出席者は17名と昨年より1名増え相変わらずの盛会となった。これも左近允君の熱意で常連以外に浦本 生君、平野律郎君の初参加があってのことであると感じた。

定刻の午後3時左近允君の開会の挨拶、その中で最近までパインなにわ会の世話役を務めていた中村元一君が入院生活していることの報告があり、また、NAVAL HISTORY(アメリカ海軍協会発行)に池田武邦君の「帝国海軍最後の出撃」として2006年4月のふじ丸での慰霊の航海の記事が10頁に亘り掲載されていると同誌の紹介があった。

続いて乾杯の音頭を遠来の池田武邦君がとり、その挨拶の中でNHK TV収録にまつわる裏話や、戦後教育の弊害等、池田君の心躍如たる言辞に感動した。

常連の旭君が今年は漁期の関係で欠席となったが、いつもの通り桜えびの差し入れがあり、かき揚げとして食膳に上がり一同感謝を込めて旬の味を賞味した。

さしつ、さされての杯を重ね気分がよくなった所で、元気印の相澤君の硬軟交えての軍歌の披露、應さんの昔懐かしい歌と皆の合唱で一段と盛り上がり、また、懇談の輪も広がった。

楽しかった会も6時近くになり6月の参拝クラス会での再会を期し散会した。

今年でなにわ会の会合も幕引きとなるが海軍発祥の地横須賀での、諸先輩ゆかりのパインでのなにわ会は我々を青春の原点に回帰さす、極めて意義深いものがある、今後も出来る限り長く続けて欲しいものだ。左近允君ご苦労ですが宜しくお願いします。