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003号

平成22年関西なにわ会記

渡邉 望

 

本年の関西なにわ会は昨年に引き続いて山本省吾・小西愛明両君のお世話によって44日(日)12時より京都に於いて開催しました。

 昨年来、関西のなにわ会会員は6名他界しましたので、10名程度の集まりと予想していましたところ、機会を捉えて期友に会いたいという各位の気持の現れで11名の参加を得ました

参加者

 椎野 廣、大村哲哉、鈴木 彊、諸橋久信、樋口 幹、上野三郎、小西愛明渡邉 望、久米川英世、富尾治郎、山本省吾

場所は車椅子や杖を必要とする人の事を考慮してJR京都駅に隣接する京都第2タワーホテル一階若杉を選び、京懐石風和食を楽しむことにしました。

 会は昨年来亡くなられた6名の方のご冥福を祈って黙祷のあと、椎野 廣君の音頭による乾杯により始められました。

 60年前、京都木屋町通りの鮒鶴で行われたクラス会の際、公職追放の身であった為、海軍期会の名称は表に出さず、今後はなにわ会と称することに議決した事を思い出し、そろそろ幕引きかと考え、昨年までの繰越金を均等にキャシュバックして精算することにしました。

 会話の多くは、健康問題について語られたように思います。昨年は欠席であった上野博士の教訓に耳を傾けました。

最後に軍歌を斉唱し、希望者は山本君の案内で国指定名勝東本願寺別邸「渉成園」を散策、観桜して解散しました。

  

 「なにわ会」発祥の地の京都で最終回とも思われる関西なにわ会が開催されたことは誠に意義深いものと山本、小西両君に感謝します。